東南アジアの経済成長や人材活用の最新情報を学ぶ「東南アジア経済セミナー」が7月25日、藤沢駅前の「ロボリンク」（藤沢市藤沢）セミナールームで行われる。主催は湘南新産業創出コンソーシアムと湘南産業振興財団。

昨年行われた「インドネシア・ベトナムビジネスミッション」の現地での様子

　対象は中小企業の経営者や担当者。同コンソーシアム担当者によると、「少子高齢化による労働力人口の減少や中小企業の人材不足を背景に、海外展開や外国人材活用への関心が高まる中、インドネシアの経済成長やビジネスチャンス、外国人材受け入れの実務ポイントを学べる内容になる」という。

　当日は、インドネシア投資・下流産業省の担当者が「インドネシア最新情報」をテーマに講演するか、外国人材の採用に必要な在留資格や手続きについて行政書士法人シンシアインターナショナルの担当者が解説。神奈川県産業労働局雇用労政課の担当者は県の支援事業を紹介する。

　現地進出や人材活用の事例として、Jリーグ湘南ベルマーレのインドネシア展開、社会福祉法人「いきいき福祉会」ラポールグループの介護現場での取り組み、藤沢市内企業フジマニパブリッシングによるベトナムビジネスミッション参加経験を紹介する。

　同コンソーシアムの担当者、木下直幸さんは「海外ビジネスや外国人材活用に興味がある方はもちろん、地域企業として新たな可能性を模索したい方にも役立つ内容になので、ぜひ参加してほしい」と呼びかける。

　開催時間は15時～17時。参加無料。定員は先着25人。