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湘南江の島駅で「江の島×バリ島フェア」 バリ舞踊や料理も

当日はバリ舞踊のパフォーマーたちとステージを見た観客で記念写真も撮影した

当日はバリ舞踊のパフォーマーたちとステージを見た観客で記念写真も撮影した

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 バリ文化に触れるイベント「江の島×バリ島フェア~五感で感じる江の島バリ」が6月29日、湘南モノレール湘南江の島駅ビル(藤沢市片瀬)で開かれた。

バリ風に装飾された湘南モノレール湘南江の島駅構内

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 9月6日・7日に開催される「江の島バリサンセット2025」の周知を目的に開いた同イベント。藤沢市が手がけるインドネシア・バリ島のバドゥン県との文化交流事業にも関連している。同事業は文化、観光イベントの開催支援、観光資源の相互情報発信、人的交流プログラムに関する支援などの分野で2025年度内に同県との協力覚書の締結を目指している。

 当日はバリ舞踊や料理、雑貨販売、バリ舞踊メーク体験など「五感で楽しむ」コンテンツを展開。バリ島中部「伝統芸能の村」として知られるウブド・プンゴセカン村の芸能一家の生まれで、舞踊コンテストでも多くの優勝経験を持つ、バリ舞踊家で振付師のデワ・ニョマン・イワランさんが来日。金色の華やかな衣装で舞踊ステージを披露し会場を沸かせた。ステージエリアでは舞踊ステージのほか、バリ式ストレッチ体験やポッドキャスト「ヌサンタラの打ち合わせ」の公開収録も行われた。

 エントランスでは、バリ料理のキッチンカー「ゴーヤンリダー」が出店し、ナシゴレンや鶏肉をグリルしたアヤムゴレンなどを販売。1階フロアでは、バリ雑貨やジャムゥ(インドネシアの菓子)、紙すき雑貨、ビンタンビールなども販売し、来場者はインドネシアの雰囲気を楽しんだ。2階では、経験者を対象に「バリ舞踊メークワークショップ」を行い、参加者はバリ舞踊特有のメーク技術を楽しみながら学んだ。

 湘南モノレールの発表によると、この日の同駅の利用者数は4383人。会場では、「バリ舞踊を初めて見た」「キッチンカーの料理がおいしかった。この値段でこのクオリティーの本場料理を食べられてうれしい」などの声が聞かれた。

 実行委員長の長谷川亜美さんは「来場者の人たちにバリ舞踊を間近に見てもらうことができた。迫力のあるステージを楽しんでもらえたのでは。9月には、江の島サムエル・コッキング苑内で『江の島バリサンセット2025』も開催するので、ぜひ遊びに来てほしい」と呼びかける。

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