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「391シアタープロジェクト」レジデント・アーティスト14組が決定

2025年度レジデント・アーティストとしてパフォーマンスを披露する「トラペゾイ」。

2025年度レジデント・アーティストとしてパフォーマンスを披露する「トラペゾイ」。

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 アーティストの創作支援プログラム「391シアタープロジェクト」の本年度のレジデント・アーティスト14組が決まった。同プロジェクトを主催する「LandscapeTHEATRE(ランドスケープシアター)」が7月22日に発表した。

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 同プロジェクトは、藤沢駅前のフジサワ名店ビル(藤沢市南藤沢2)を含む391街区を拠点に、地域資源を活用しながらアーティストの創作と発表の場を提供するアートプロジェクト。2024年3月から約1カ月間の公募期間中に全国から30組の応募があり、書類と面談による審査の結果、演劇、ダンス、音楽、現代美術など多彩なジャンルから14組を選んだ。

 選ばれたアーティストは、NPO法人「あしおとでつながろうプロジェクト」(演劇・ダンス)、オノマリコさん(演劇)、小林遼さん(演劇・美術)、三本木歓さん(美術)、四家卯大さん(音楽・演劇・ダンス)、A.N.Y Talks(美術)、Tamagawa Performing Arts Project(演劇)、Dr. Holiday Laboratory(演劇・美術・文学)、隣屋(演劇)、トラペゾイ(ダンス)、鼻の下倶楽部(演劇・ダンス・音楽)、まさゆきズ(演劇)、松本YAO善行さん(音楽)、米澤一平さん(場づくり=パフォーマンス・トーク)の14組。2026年3月までの約8カ月間、藤沢を拠点に創作活動やイベントを展開していく。

 ランドスケープシアター代表の木津潤平さんは「シアターを、場所だけでなく、人と人の出会いや物語の共有、創作のプロセスそのものを含んだ『総体』として捉えている。レジデント・アーティストが地域と共に育つことで、藤沢の街に新しい文化の風景が生まれていくことを期待している」と話す。

 7月25日・26日には、立教大学現代心理学部映像身体学科の学生4人によるダンスユニット「トラペゾイ」が、レジデント・アーティストとしてフジサワ名店ビルのハゼノキ広場で初公演を行う。メンバーは全員がダンサー兼コレオグラファーで、日常の動きや「ちょっとしたズレ」を組み合わせ、独自の振り付けを共同で生み出した「新感覚の台形ダンス」を披露する。開催時間は各日17時30分~18時。観覧無料。雨天時は開催場所の変更あり。

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