
プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグの「神奈川フューチャードリームス」(藤沢市南藤沢)が9月7日、大宮で行われた公式戦で勝利し、「BC-West」地区で5年ぶり2度目となる優勝を果たした。
チームは今シーズン、58試合で29勝27敗2分け。決して圧倒的な成績ではなかったが、土壇場の終盤戦で粘りを見せ、逆転での栄冠となった。
試合後は選手たちによる胴上げや記念撮影が行われ、球場は歓喜に包まれた。村口英大キャプテンは「本当に苦しい戦いだったが、最後の最後に奇跡が起きてくれた。これからクライマックス、グランドチャンピオンシップと続くので、より一層気を引き締めていきたい」と話す。
武藤孝司監督も「崖っぷちまで追い込まれたが、最後まで諦めなかった選手と、声援を送り続けてくれたファンのおかげ」と喜びを語る。
神奈川フューチャードリームスは、9月13日に始まる「ルートインBCリーグチャンピオンシップ2025 supported by デジタルデータソリューション」へ出場する。