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外国人介護士日本語でスピーチ 藤沢でコンテスト、介護の今伝える

椅子に座る登壇者と、審査員や関係者らの記念写真

椅子に座る登壇者と、審査員や関係者らの記念写真

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 外国人介護士による「日本語スピーチコンテスト」が9月25日、藤沢商工会館ミナパーク(藤沢市藤沢)で開かれた。主催は湘南国際アカデミー(藤沢)。

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 当日は「日本で働く外国人 日本語スピーチコンテスト」と題し、同アカデミーで介護職に就く外国人によるスピーチが行われた。来場者は約90人。オンラインでも全国から多数が視聴し、鈴木恒夫藤沢市長も駆けつけた。

 登壇したのは、ミャンマー、ベトナム、インドネシア出身の介護士10人。「介護の声かけの大切さ」「利用者の心と手をつなぐ介護」などをテーマに、日本語で熱意を込めたスピーチを披露し、会場からは大きな拍手が送られた。

 金賞には「介護は支えるだけでなく一緒に生きること」と題したミャンマー出身のスポ・ポ・カインさん(白山福祉会・蟹ヶ谷)が選ばれた。銀賞は「介護の仕事のやりがいと自分の成長」を語ったベトナム出身のルオン・ティ・トゥ・アンさん(大和会・和光園)、銅賞は「介護の声かけの大切さ」を話したエー・エー・ライさん(水澄み会・松江センターアゼリア)。特別賞にはグエン・ティ・ムンさん(二律屋福祉会・ロゼホームつきみ野)が選ばれた。

 観覧者からは「日本語で介護現場に立つ姿に感銘を受けた」「レベルの高い内容だった」などの声が聞かれた。会場は終始、温かい雰囲気に包まれた。

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