藤沢駅前の商業施設「フジサワ名店ビル」(藤沢市南藤沢2)を舞台に即興パフォーマンスを行ってきた「Happening Fujisawa(ハプニングフジサワ)」が11月29日で最終回を迎える。
11月29日の「Happening Fujisawa」に出演するアーティストたち
同企画は、 同地区を舞台にアート活動を行う391Theater Project(Landscape THEATRE)レジデントアーティストの活動一環で始動。今年8月から約4カ月間、全16回にわたって音楽・ダンス・演劇・サウンドアート・光といった多彩な表現者が、駅前の都市空間と交差しながら、「その場・その時間・その人」の出会いを即興で上演してきた。
最終回となる29日は、同ビル内の複数空間(1階「ハゼの木広場」、3階「ブックシアター」、7階屋上など)を横断して、即興パフォーマンスと常設ライブドローイングを展開する。来場者には当日受付で各演目のスケジュールを配布し、「通りすがり」「途中参加」「早退」も可能なオムニバス形式で、自由な鑑賞体験を提供する。
当日は同イベントを主催するタップダンサーの米澤一平さんをはじめ、ダンサー Aokidさん、音楽家のzzzpeakerさん、JanMahさん、小西佑果さんなどの多彩なアーティスト16人が参加する。音楽やダンスに加え、絵や投影などの表現も交わる予定。
米澤さんは「この場所だからこそ生まれる偶発性(ハプニング)を、来場者と一緒に感じたい」と話す。
上演時間は12時~19時。鑑賞無料。