藤沢在住のクリエーター・河村ケンジロウさんが開発した本革財布「UNIVERO(ユニベロ)」の販売が12月7日、Makuakeで始まった。
最薄・最小・最軽量を目指したという本革2つ折り財布「UNIVERO」の見本品
「最薄・最小・最軽量」をテーマに開発した財布は、未収納時の厚さ8.6ミリ、重さ約23グラムというスペック。収納後も最厚部は約1センチに抑えられ、スーツやパンツのポケットにも収まりやすい設計になっているという。
設計・製作は、革のレーザーカットを専門とする河村さんが立ち上げたブランド「WING MAKER(ウイングメーカー)」が手がけた。金具を一切使わず、縫い目がなく、革だけで組み上げる独自構造を採用。カードや小銭を入れても膨らみにくい構造を追求したという。
天然タンニンなめしの姫路レザーを使い、「使い込むほどに光沢が増す」という素材感も特徴。設計段階から革の厚みや重なりを0.1mm単位で調整し、「限界まで」軽量化・薄型化を図ったという。
収納は、お札最大15枚、小銭約20枚、カード5枚。財布を開かずにカードを取り出せる構造も採用し、左利き・右利き別のモデルも用意する。
河村さんは「シルエットを崩さず、毎日持ち歩ける財布を目指した。革の可能性を極限まで探った構造と軽さを体験してほしい」と話す。
サンプルは藤沢のコワーキングスペース「NEKTON FUJISAWA」(藤沢市鵠沼橘1、TEL 0466-47-8673)に展示している。Makuakeでは12月26日まで受け付け、2026年2月末までに商品を届ける。