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藤沢・名店ビルで「途中入退場可」の演劇 「まさゆきズ」が新作短編上演

「まだ慌てるようなまさゆきじゃない」のフライヤーを手にする「まさゆきズ」の木津誠之さん

「まだ慌てるようなまさゆきじゃない」のフライヤーを手にする「まさゆきズ」の木津誠之さん

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 コントユニット「まさゆきズ」による新作短編集「まだ慌てるようなまさゆきじゃない」が1月11日・12日、フジサワ名店ビル(藤沢市南藤沢2)で上演される。 複数の劇作家がフジサワ名店ビルを起点に書き下ろした短編戯曲を、同ユニットの3人がリレー形式で上演する。

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 舞台はフジサワ名店ビル6階スタジオ(旧イベントホール)。観客は途中入退場自由で、飲食も可能とし、名店ビルで購入した総菜やドリンクを持ち込んで緩やかに滞在できる形式で行う。正月気分を延長する「親しみやすさを打ち出した、きわめてオープンなスリップショー」だという。

 2024年2月に旗揚げした同ユニット。コントグループ「テニスコート」の吉田正幸さんと矢野昌幸さんを中心に活動し、同年の京都ツアー後に文学座の木津誠之さんが加わった。座付き作家の向坂達矢さん(元・京都ロマンポップ)を軸に、独自の創作活動を続けている。

 公演は3つのセットに分かれ、12時・14時・16時の各回で演目やゲストが異なるプログラムを展開する。作家陣には、秋村和希さん、内田颯太さん、倉橋真奈美さん、梢はすかさん、酒井花野さん、杉田亮さん、向坂達矢さんらが名を連ねる。

 向坂さんは「名店ビルのさまざまな場所から発想し書かれた戯曲集も販売する。上演と併せて楽しんでいただけたら」と話す。

 公演時間は12時~18時30分ごろで、途中入退場自由。料金は5,000円(早割3,500円)。飲食持ち込み可。

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