湘南モノレール(本社=鎌倉市常盤、TEL 0467-45-3181)では10月13日「鉄道の日」に、同社の車庫で見学会を行う。
同モノレールは1966年の設立で、1970年に営業運転を開始した。大船~湘南江の島間を13分で結び、年間乗客数は延約1,000万人に及ぶ地方公共輸送機関。日本における懸垂型モノレール鉄道のパイオニア的存在でもある。
「鉄道の日」にちなんで企画された同イベントでは、同社で所有するモノレールの車庫を一般に開放し、車両基地内や運転席、車両機器、展示パネルの見学やオリジナルグッズ(駅名キーホルダー=500円、5000系車両携帯ストラップ=500円など)の販売などを行う。見学時間は13時~15時(受け付けは14時30分まで)。見学者には記念品を進呈する。
イベントについて同社総務部の早坂均さんは「1人でも多くモノレールのファンになってもらいたいという願いを込め社員が手作りで企画した。通常は見ることのできないモノレール台車の見学が可能なほか、5000系車両の運転席に座れるなど、鉄道ファンだけでなく、親子で楽しめる内容なので多くの人に訪れてほしい」と話している。
同日、江ノ島電鉄と共催の「第20回ハイキング大会」も行う。