「第3回 湘南国際マラソン」(11月16日開催)の出場選手エントリー受け付けは、盛況につき締め切りの8月22日を前に終了したが、大会をサポートするボランティアの募集は今月29日まで受け付けている。
江ノ島と富士山を望むコースとして開催前から評判を呼んだ同大会も今回で3回目。今年3月に開催された第2回大会は、昨年9月に襲来した台風9号の影響で、コース中の西湘バイパス道路の一部が被災・崩落のため、崩落個所を除いた30キロでの開催だったが、道路復旧に伴い、今回、フルマラソンを再開することになった。
今大会は、箱根駅伝でも知られる国道1号線の松並木をフルマラソンのコースに取り入れ、復路の西湘バイパスと2つのコースが楽しめるように変更した。また、前日の受け付けを可能とし、参加選手がオフィシャルグッズや地元特産品などの買い物をできるようにした。招待選手として、エリック・ワイナイナ選手が参加を予定しているほか、徳光和夫さん、丸山和也さん、間寛平さん(フルマラソン参加予定)、杉山愛選手などが応援団に名を連ねている。
春の大会に引き続き、今年2回目の大会の開催理由について、同大会実行委員会事務局の玄真琴さんは「もともと天候の安定している秋に開催したいという考えがあったことに加え、東京マラソンの開催が3月に移行したため、両方走りたいというランナーや応援したいという団体に配慮して、秋開催に変更した」と話す。
現在、大会をサポートするボランティア3,000人を募集している。業務内容は、選手受け付け、コース上誘導、コース救護、給水、総合案内など各種。参加資格は高校生以上で、10月に予定している事前説明会に参加できることが条件。