葉山のオリジナルヘンプウエア店がリニューアル-植物が感じられる店に

「ルナティカナパ」店内と田丸恵子さん

「ルナティカナパ」店内と田丸恵子さん

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 オリジナルヘンプウエアを販売している「Lunati Canapa(ルナティカナパ)」(葉山町下山口 TEL 046-876-4175)が10月12日、リニューアルオープンした。

【関連画像】同店で人気の草木染めによる巻スカート(8,800円)

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 リニューアルに際し、店舗前のスペースを整備。「植物のエネルギーを感じられる店にしたい」(社長の田丸恵子さん)と、店舗前の庭にハーブを植えた。今後、このハーブを使用したハーブティーのワークショップなどを開催していく予定だという。

 同店は2006年12月にオープン。デザイナーでもある田丸さんがひとりでデザイン・制作・パターンを行ったヘンプウエアを販売している。素材として、ヘンプとオーガニックコットンをミックスさせたものを使用。ヘンプは、麻の茎からとれる丈夫な植物繊維で、近年衣料の材料として認知されてる。

 学生時代からもの作りに興味があり、服作りを開始した田丸さん。自然の素材にこだわりいろいろと試すうちに「日本の風土や身体によく合う」というヘンプの着心地の良さに「これだ」とひらめいたという。「夏涼しく冬暖かく、吸水性に優れ乾きやすいという特徴がある」と田丸さん。「麻薬という悪いイメージがついたのは戦後で、それまでは古くから日本でも重宝されていたという歴史も面白い。環境問題などについても気付きを与えてくれる」とヘンプの魅力を語る。

 商品ラインアップの基本は「自分の着たい服」。田丸さん自身が着たいと思ったTシャツやワンピース、ヨガウエア、リクエストを受け作ったマタニティー服、ベビー・子ども服など。価格は、既製品=5,000円~、オーダーメード=50,000円~。

 ラベンダーやミモザ、バラやドングリなど、商品の多くは草木染めによるもの。「『はやりの色だから』ではなく、自分を元気付けてくれる色、リラックスさせてくれる色など自分の感覚で選び、自分らしい色を取り入れてもらえたら」と田丸さん。「服だけでなく、ライフスタイル全体を提案していきたい」とも。

 営業日は毎週水曜と土曜。営業時間は12時~20時。

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