鎌倉芸術館(鎌倉市大船6、TEL 0467-48-5500)で現在、「平山郁夫展~東西文化交流の道シルクロードの旅~」が開催されている。
鎌倉市長より花束を贈呈される平山郁夫夫人の美知子さん(関連画像)
鎌倉市は2007年、市民からの強い要望もあり、日本画家の平山郁夫さんに鎌倉市名誉市民の称号を贈呈、これを記念する展覧会として同展の開催を決めた。
開催初日の2月24日、同館集会室で記念レセプションが行われ、代理出席の平山郁夫夫人の美知子さんに石渡鎌倉市長から花束が贈呈された。
同展では、「大シルクロード」と銘打たれたシリーズの大作、フランスやイタリアを題材にした「欧州写生絵巻」などの代表作を展示するほか、アフガニスタンなどの素描、日常生活や制作の様子なども含め、平山さんの芸術の「今」を紹介する。
鎌倉市経営企画部秘書課の三留(みとめ)定男課長は「平山さんの悠久の世界を堪能してもらえる内容となっているので、市民の皆様をはじめ、たくさんの方の来場をお待ちしている」と話す。
開館時間は10時~18時(入館は17時30分まで)。会期中は無休。入館無料。3月10日まで。