平塚競技場(平塚市中堂)での湘南ベルマーレ・ホームゲーム来場者数が3月21日の対ファジアーノ岡山戦で、2000年にクラブ名を「湘南ベルマーレ」に改名して以来100万人を突破した。
ベルマーレ来場者100万人突破を記念した「100万人」の人文字(関連画像)
同競技場は入場ゲートが複数あり、100万人目の来場者を特定することが困難なため、当日会場で「生涯ベルマーレ宣言」を投函した来場者を対象とし「100万人突破記念キャンペーン」を実施。抽選はスタジアム放送による「生電話」で行われ、スタジアムでは皆が携帯電話を握りしめ当選を心待ちにするムードに。
そうした中、ナビケーターから見事当選の着信を受けたのは「いつも夫婦で応援に来ています」という古川康代さん。「信じられない」という様子の古川さんに同社の眞壁潔社長から、一生涯ベルマーレのホームゲーム観戦が無料になる「一生涯チケット」と認定証が贈られ、古川さんは「ずっとベルマーレのサポーターでいます」と「生涯ベルマーレ宣言」をした。
試合はファジアーノ岡山に2対1で勝利。開幕3連勝を飾り、同競技場は大いに盛り上がりを見せた。同社の広報の遠藤さんは「1999年に親会社の撤退があり、一時は存続危機となったチームの一番苦しい時代を支えて下さった皆さんへの感謝の気持ちをJ1昇格という形で恩返ししたい」と話す。また「ベルマーレのホームゲームでは試合以外の部分でも楽しいイベント盛りだくさん。スタジアムでしか味わえない感動もある。ぜひ多くの方に来場してほしい」とも。