貨物線利用拡大のために平塚駅に新ホームを設置することを目的に発足した「湘南新駅(貨物線)推進会議」は11月11日、イベントとして「銀河鉄道2006」スターライナーを運行する。
行き先は「国営昭和記念公園」(立川市緑町)で、乗車駅は二宮、大磯、平塚、茅ヶ崎、藤沢の各駅。目的地の西立川駅までの乗り継ぎはない。使用する車両は183系特急スターライナー。同イベントは、東海道貨物線の旅客活用を図るための啓発活動の一環として企画され、沿線市町(藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町、大磯町、二宮町、平塚市)と平塚商工会議所の後援により実施されるもの。
平塚市都市整備課の小林幸保さんは、「貨物線を利用することで、思わぬ場所まで行くことができることを多くの方に知ってほしい」と話している。
参加料金は、大人=2,200円、小学生と座席の必要な幼児=1,000円で、往復運賃、座席指定料金、国営昭和記念公園の入園料を含む。事前に乗車希望者を公募し、抽選により370名を選ぶ。応募締め切りは10月16日。