紅葉シーズンを迎えた県立大磯城山公園(大磯町国府本郷)で現在、湘南邸園文化祭2009の参加イベントとして200本を超える紅葉のライトアップイベントが行われている。
モミジのライトアップイベントと同時開催で、地元のプロ演奏家による「邦楽鑑賞会」も無料で開かれる。
同イベントは今年で4回目。三井財閥別邸時代から紅葉の多い場所として知られ、県立公園として開園した時に園内の不動池、茶室を整備した際に紅葉を補植し、現在では200本を超える紅葉の名所になっている。
同園の日本庭園部分である「不動池小片」、滝のある「もみじの広場」、茶室のある「城山庵の庭園」の紅葉や竹林を、ハロゲンランプ32個、水銀灯15個でライトアップするほか、園内通路には足元を照らす「竹灯篭(どうろう)」を設置。紅葉の赤と竹林の緑が対となって暗闇に幻想的に浮かび上がる。「成長した紅葉が不動池の池面に映り、紅葉が天地に真っ赤に映える様が、最も幻想的で素晴らしい」(同園担当者)という。
期間中、地元のプロ演奏家による邦楽鑑賞会も開催。「筝曲演奏会」(21日)、「長唄演奏会」(28日)、川匂神社の保存会が出演する「雅楽演奏会」(29日)を予定する。無料。
開催期間は11月29日まで。開催時間は16時30分~20時30分。入場無料。