鎌倉の洋館サロン「西御門サローネ」(鎌倉市西御門1、TEL 0467-23-7477)で3月14日、京都の花街文化を伝える講演会「春爛漫 京都花街のレクチャー」が開催される。
当日は、「一見さんお断り」の京都・花街の文化について、舞妓さんや芸妓さんの写真を交えて講演する。講師は、京都の茶屋、芸妓、舞妓についての著書を出版している作家・相原恭子さん。旧里美弴(とん)邸である同館は、里美さんがよく遊びに行った京都花街のお茶屋を通じて相原さんと知り合い、今回の講演に至った。「日本文化の粋ともいえる花街の世界。里見弴が小説でも描き出したその世界に、旧里見邸で触れ、日本の美意識を再確認できれば」と同館の赤松さん。
「花街といえば、お酒を楽しみながらの遊びがたくさんある。日本のおもてなし文化を聞きながら、日本酒を楽しむことができれば」(赤松さん)と、当日は鎌倉・御成町の「高崎屋酒店」がセレクトした京都の酒「柳」、花見酒「義左衛門 花見酒」、発泡清酒「すず音」の3種類の日本酒をつまみと一緒に提供する。
開催時間は14時~16時30分。料金は6,000円(着物着用の場合は5,000円)。