「晴れた日の湘南」を描いたイラスト展-鎌倉のカフェ&バーで開催

スケッチブックにアクリルガッシュで描いたTonmanさんのイラスト

スケッチブックにアクリルガッシュで描いたTonmanさんのイラスト

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 鎌倉・由比ガ浜を望むカフェ&バー「麻心(まごころ)」(鎌倉市長谷2、TEL 0467-25-1414)で6月5日より、Tonmanイラスト個展「Kamakura、晴れ降り」が開催される。

夕焼けの中に江ノ島を望むイラスト作品

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 会場となる同店は、オーガニックと麻をコンセプトに8年前にオープン。新鮮な無農薬野菜や地魚、雑穀やマクロビオティックを取り入れたケーキなど体にやさしいメニューを提供し、ライブやワークショップなどのイベントを開催してきた。今回の個展は、イラストレーターのTonmanさんが、発行した小冊子を置いてもらうために同店に連絡を取ったところ、イラストを気に入ったオーナーから個展開催の提案を受けて実現したもの。

 大学卒業後、印刷会社やデザイン制作会社で営業系の仕事に携わってきたTonmanさんがイラストを描き始めたのは8年前。それまでは絵やデザインとはまったく無縁の生活を送ってきたが、「大きくなった娘の写真を年賀状に使うのもどうかと思い、何となく描いたイラストが予想外に周囲に好評で自分も楽しくなり、以来毎日イラストを描くようになった」。図案は、Tonmanさんがサーフィンをしていることもあり、海をテーマにしたものが多いという。

 その後、「海での偶然の出会いをきかっけに」2007年に千葉を中心に全国の海沿いのカフェやサーフショップに配布するフリーペーパー「THE SEACRET BEACH」(不定期)の表紙イラストを5号まで担当し、昨年5月からは小冊子「波音日和」の制作・発行を始めた。東京・千葉で3回個展を開催したが、湘南エリアでは初となる。

 鎌倉方面に出かけるなどして描いたイラストは、晴れた日の湘南の情景をメーンに約20点。1,000円~1万円で販売も行う。

 Tonmanさんは「個展名の『晴れ降り』は、鎌倉はいつも晴れていてピースフルな街という印象があり、『雨降り』の反対のワードを思いついて名付けた。特別に絵を学んだ訳ではないが、イラストを見た人にピースフルな思いが届いたり、自分も何か始めようかなと思ってもらえたりしたらうれしい」と話す。

 営業時間は12時~22時。月曜定休。6月27日まで。同6日にはオープニングイベントとして、視聴覚障害を乗り越えてプロボディーボーダーとして活躍したYUMIEさんによるミニトーク、昨年初CDをリリースしたアコースティックユニット「ハレバレ」のミニライブも開く(イベントチャージは食事・1ドリンク付きで2,000円)。

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