湘南ベルマーレ(平塚市中堂)は7月3日、湘南ベルマーレと釜山アイパークによる国際試合「日韓交流 湘南ひらつか七夕記念サッカープレシーズンマッチ」を行う。
同試合について、湘南ベルマーレ広報の遠藤さちえさんは「日本サッカーにとって韓国は常によきライバルチーム。サッカーを通じた国際交流を行うことで隣国との友好を深められるとともに、観光庁とも話し合い、将来的には韓国などの近隣の国々からスポーツによる観光客誘致も狙っていきたい」と話す。
対戦する釜山アイパークは、韓国のプロサッカーリーグKリーグでの優勝経験4回を誇る名門チーム。かつてJリーグで活躍した安貞桓(アン・ジョンファン)、盧廷潤(ノ・ジュンユン)らも在籍経験がある。同チームの監督を務める黄善洪(ファン・ソンホン)は現役時代にセレッソ大阪、柏レイソルでのプレー経験があり、1999年にはJリーグ得点王を獲得した名FWとして名をはせた。2003~2004年に湘南ベルマーレでプレーした金根哲(キム・グンチョル)が現在在籍し、今年からベルマーレに所属する崔昇仁(チェ・スンイン)選手が小中高と同チームのジュニアやユースに在籍した。
湘南ベルマーレでは今回の記念試合を、「ワールドカップにより現在中断中のJリーグ再開前の公式戦として重要な試合」と位置付けており、「リーグ前半戦はけが人が続出し、非常に厳しい状態での戦いとなり結果を出すことができなかったが、疲労骨折による欠場が続いたジャーン選手の待望の復帰や、浦和レッズから移籍加入した都築龍太選手の初出場なども期待できる」という。
遠藤さんは「試合当日は、ひらつか七夕まつりの期間。昼間は『ひらつか七夕まつり』を楽しんで、夜はぜひ平塚競技場に足を運んで熱戦を楽しんでほしい」と話す。「ちょうど今ワールドカップで大いに盛り上がっているが、サッカーはスタジアムで観るのが最も楽しいスポーツ。この機会にぜひスタジアムでの生観戦を」と呼びかける。
会場は平塚競技場。19時キックオフ。チケットは特別席=4,000円(当日4,500円)、指定席=3,000円(当日3,500円)、自由席大人=2,000円(当日2,500円)、自由席小中高・シニア=1,000円(当日1,250円)で、チケットぴあ、コンビニ、ベルマーレショップ平塚駅前店などで現在発売中。