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江ノフェス限定スイーツに江ノ電「各駅停車あんぱん」-長谷・たい焼き店

江ノ電8駅をイメージしたあんこが入った「各駅停車あんぱん」

江ノ電8駅をイメージしたあんこが入った「各駅停車あんぱん」

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 江の島展望灯台下にあるカフェ「Cafe du GABO」(藤沢市江の島2)で現在、江ノ電沿線(鎌倉~藤沢間)に点在する和洋菓子店やカフェなど18店舗が手がけた限定スイーツを販売するイベント「湘南スイーツ・アイランド」が行われている。

江ノ電の旅「各駅停車あんぱん」のパッケージイメージ

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 江ノ島電鉄が中心になって開催している体験参加型イベント「江ノフェス」の一環。選ばれた18店舗には、人気洋菓子・かまくらクーヘンを手がける「パティスリーチモト」、自家製スコーン店「DIAMOND CAKES」、どら焼きなどの生菓子店「近江堂」や「Amalfi DOLCE」など湘南エリアで人気の高いスイーツを扱う店舗のほか、老舗の「銀座立田野」などが名を連ねる。

 今回初参加となったたい焼き店「なみへい」(長谷1)は、今年1月のオープン以来、地元の常連客が集う人気店になっており、たい焼きだけにとどまらず、天然酵母パンやフランス菓子作りなどの経験を生かしたスイーツを提供している。今回用に手がけたオリジナル品は、「大好きな江ノ電の全線開通100周年を祝い、江ノ電駅にちなんだものとして、選抜8駅をイメージした8種のあんこを使った『あんぱん』をセットした」と同店の濱田さん。

 天然酵母のもっちりした生地で包み上げたあんぱん。商品名は、「江ノ電の旅 各駅停車あんぱん」(8種類のあんぱんセット、500円)。内容は、緑豊かな鎌倉をイメージした「抹茶あん」、日焼けした子どもたちを思い浮かべた由比ヶ浜駅の「赤練り黒糖あん」、与謝野晶子が「鎌倉の大仏様は美男でいらっしゃる」と詠んだことから、たい焼き専用特製あんこを使って「男前に仕立てた」という長谷駅の「つぶあん」、成就院の紫陽花を思わせる極楽寺駅の「紫いもあん」、長い海岸線から南国を想起させる七里ガ浜駅の「ココナッツあん」、青春の甘酸っぱさを連想させる鎌倉高校前の「レモンあん(木イチゴあん)」、黒い砂浜の江の島駅「黒ゴマあん」、日替わりあんが入った藤沢駅の「本日のお楽しみあんこ」。

 同店はこれを機に、カボチャや紫芋など、秋をイメージしたたい焼きや天然酵母パン用の変わりあんを新たに開発し、日替わりでそれらを使った商品を提供していくという。「地元密着型の生活に溶け込む菓子・ホットスナックなどを提供しながら古きよき時代の駄菓子屋スタイルを継承しつつ、日々の生活の息抜きとして立ち寄れる『大人の駄菓子屋』部分を大切にしていきたい」と濱田さん。

 江の島サムエル・コッキング苑入苑料は、大人=200円、小人=100円。限定スイーツは期間中、各店舗でも販売する。同イベントの開催は11月7日までの土曜・日曜・祝日。

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