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鎌倉・鶴岡八幡宮で倒伏した大銀杏の「木霊守」-千年の歴史持つ枝から製作

倒伏した大銀杏の枝から作った「木霊」(800円)を限定販売

倒伏した大銀杏の枝から作った「木霊」(800円)を限定販売

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 鎌倉の鶴岡八幡宮(鎌倉市雪ノ下2、TEL 0467-22-0315)で現在、今年3月に倒伏した大銀杏(おおいちょう)の枝から作ったお守り「大銀杏 木霊」を限定販売している。

残った根や親木の上部から新芽が芽生えた現在の大銀杏の様子

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 樹齢1000年と言われ、大階段の横で長い歴史を重ねてきた大銀杏は、1955(昭和30)年から神奈川県の天然記念物に指定され、同宮のシンボルとして親しまれていた。しかし、今年2月、3月の長雨とみぞれ混じりの強風により根元から倒伏。それ以後、「枝などを家宝として、またお守りとして受けたいという要望が全国各地から多数寄せられていた」という。

 銀杏の枝が目に見え、触れることができるように、細い枝を4~5センチにカットし、丈夫で薄いビニールで固定して製作。「ビニールが薄いので、実物の手触りに比較的近い感覚」で枝に触れることができるという。「大銀杏の生命力の尊さ、木霊の力を感じ取ってもらうお守り。大銀杏の今後の成長を、このお守りを通して見守っていただければ」と同宮広報担当者。

 限定1万体。初穂料は800円。大銀杏は現在、残った根元から銀杏の枝が芽吹いている。

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