鎌倉の若宮大路近くに10月1日、鎌倉野菜を使ったリーズナブルな懐石料理と総菜を提供する「鎌倉和惣菜 近藤」(鎌倉市雪ノ下1、TEL 0467-61-2230)がオープンした。
ランチのみをリーズナブルに提供する「鎌倉和惣菜 近藤」の店内
隣接する本格懐石料理店「創作和料理 近藤」の支店となり、「懐石料理をリーズナブルに提供する店」として開店。店の奥で両店のキッチンがつながっており、同じ職人が作る料理は鎌倉野菜を中心とし、本店の人気・定番料理も提供する。「鎌倉料理はこれといったものが絞れていない。鎌倉野菜を中心に使い、鎌倉をイメージできる料理をリーズナブルに味わってもらいたい」とオーナーの近藤さん。
店舗面積は12坪、席数は20席。木と黒を基調にした落ち着いた店内で、「懐石ランチ」と「持ち帰り用の総菜」を提供する。「最先端の浄化システムで透過した『RO水』を使い、こだわりの素材やかまどで炊くご飯(京都産コシヒカリ)の本来のうま味を十分に引き出している」という。
懐石メニューは、「茄子とズッキーニのそぼろ海老あんかけ」「鎌倉根菜マリネ」「牛肉とごぼうのきんぴら」「湯葉巻きサラダ」「揚げだし豆腐」「小松菜のお浸し」の6種に、かまどご飯、みそ汁、香の物が付くセットが基本。6種そろった「あじさい御膳」(1,500円)、選べるおかず1品が付く「鎌倉御膳」(1,800円)、2品が付く「いちょう御膳」(2,000円」の3種から選べる。
持ち帰り用総菜は、「普段使いできるような求めやすい価格」で10種~15種ほどを提供する。「懐石料理」のメニューや「サバのみそ煮」「お浸し」などを100グラム=300円から販売。「こちらの店はあまり予約を受けず、観光客や近所の方に気軽に利用してもらいたい。アンテナショップとして気に入ってもらい、ワンランク上の本店と連動できれば」と近藤さんは話す。
営業時間は11時~16時(総菜販売は11時~19時)。水曜定休。