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逗子にスペシャルティコーヒー出す自家焙煎珈琲店‐食堂から業態変更

自然光が入る心地よい店内で、スペシャルティーコーヒーを提供する「ブラストモンキー」外観

自然光が入る心地よい店内で、スペシャルティーコーヒーを提供する「ブラストモンキー」外観

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 逗子海岸近くに10月1日、スペシャルティーコーヒーを提供する自家焙煎(ばいせん)コーヒー店「BLAST MONKEY(ブラストモンキー)逗子海岸」(逗子市新宿1、TEL 046-854-4937)がオープンした。

赤ワインフレーバーのコスタリカ産コーヒーなど常備10種類ほどを提供

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 オーナーの大本さんが、「流山食堂」として営業していた店舗を業態を変えて開店した。「以前よりカフェをやりたかったが、近隣に食べ物屋がなかったことと、焙煎が難しくコーヒーを専門的に扱える段階になかった」(大本さん)ことから、昨年、浅草で40年続く生豆を扱う店で修業し、今回のオープンにこぎ着けた。

 農園などを特定でき、栽培・精製にこだわり、それぞれの産地特有の個性が残る「スペシャルティコーヒー」を販売する同店。店内に置かれた焙煎機「PROBAT」でじっくりと焙煎し、まだ販売されていない米・Bunn社製プロトタイプマシン「トライフェクター」を使ってコーヒーをいれる。

 店内には、赤ワインフレーバーのコスタリカ産「カンデリージャ」、スパイシーなケニア産「キリニャガ」、ナチュラルな豆だけを集めて「ナチュラル製法」で仕上げた当店オリジナルブレンド「大地」など、大本さんが厳選した10種類ほどの豆を常備する。豆のテークアウト以外に、店内でも飲むことができる。価格は1杯400円から、テークアウトは200グラム840円から(1杯無料付き)。コーヒーに合う「自家製ビーフカレー」(ドリンクセット=800円)やスイーツなども用意する。

 同店のコーヒーは、「深いり以外は、焙煎から1カ月たつとさらにまろやかになり、3カ月の間に赤ワインのように味が熟成されていく」と大本さん。「スペシャルティコーヒーを知らない人が多い。後味がスッキリと雑味のないこの味を多くの人に知ってもらい、親しんでほしい」とも。

 営業時間は12時~17時。月曜定休。

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