湘南ベルマーレ(平塚市中堂)は現在、米の名産地・奥能登で栽培したオリジナル米「奥能登ベルマーレ米」を販売している。
ベルマーレ米を収穫するベルマーレのマスコット「キングベル1 世」
奥能登の名産品を販売するサイト「地域ブランド市場」を運営する藤沢市のIT企業「NAVICO」(湘南台1)から奥能登の紹介を受け、今回の取り組みが実現した。「奥能登は米どころとして有名な石川県でも最も米のおいしい場所と言われている。世界的な珪藻土の産地で土地が肥えており、米の生長に適している」という。
今回オリジナルとして栽培したのは、半月ほど天日干しして時間をかけて乾燥させる、地元でも希少な「天日力米(てんぴりょくまい)」を栽培して作った「ベルマーレ天日力米」と、能登半島の珠洲で栽培される能登を象徴する米「ノトヒカリ」による「奥能登ベルマーレ米」の2種類。各500キロ、計1トンを収穫した。10月中旬より、ホームゲームが行われる「平塚競技場」と地域ブランド市場の「専用サイト」で販売している。
「さまざまなことにチャレンジすることで、クラブのPR効果に期待している。Jクラブのない他県と交流することで、Jリーグやサッカーにより親しみを感じてもらいたい」と広報担当の遠藤さん。「来年は田植えから一緒に行い、できればベルマーレサッカースクール生にも田植え経験の場を提供できれば」とも。
「天日力米」はすでに完売。「奥能登ベルマーレ米」は、1キロ=750円で販売している。