神奈川中央交通(平塚市八重咲町6)は12月16日、PCや携帯電話からバスの接近情報や到着予測時刻などを検索できるサービスの利用エリアを拡大した。
バスの接近情報や到着予測時刻などを検索できるサービスの利用エリアを拡大した「神奈中バス」
同サービスは、路線バス(神奈中バス)にGPSを搭載して位置情報を把握し、リアルタイムな運行情報を提供する「バスロケーションシステム」と、神奈中バスと小田急線の乗り継ぎ情報などを配信する「バス・鉄道運行情報システム」の2つから成る。
バスロケーションシステムは、2005年2月から順次導入を開始したサービス。PCや携帯電話から、バスの接近情報や目的地の到着予測時刻、時刻表、運賃などを検索することができる。湘南エリアでは、藤沢地区、茅ヶ崎地区、平塚地区に導入した。バス・鉄道運行情報システムは、バスと電車の乗り継ぎ情報、目的地までの所要時間、運賃などの情報を提供。今回新たに、小田急江ノ島線の長後駅~藤沢駅間でサービスを開始した。
「湘南エリアはこれでほぼ導入が終わったが、一部地域ではまだサービス展開ができていない。順次展開していきたい」と同社広報担当者。「事前に乗りたいバスの接近情報が分かり、バスの車内からでも携帯電話で目的地の到着予測時刻を把握できる便利なサービス。ぜひ活用してほしい」とも。