各寺院などで梅の見頃を迎えている鎌倉市で2月3日より、市内で取れた梅を用いた「かまくら梅酒」が販売されている。
鎌倉の新しい特産品作りを進める鎌倉酒類開発協議会(鎌倉市長谷2)が手掛ける同商品。昨年初めて販売したところ、売れ行き好調で1カ月で完売。今年も引き続き販売することになった。
建長寺や円覚寺、浄明寺の各寺院のほか、市内の農家や民家などから、昨年6月ごろに収穫した梅・約800キロを用い、山梨・勝沼のマンズワインで製造した。「梅をブランデーに漬け込んでおり、まろやかな口当たりで芳醇(ほうじゅん)な香り」が特徴だという。
価格は1,380円(720ミリリットル入り)。限定4,500本を、「かまくら梅酒」のポスターを掲げる市内の酒販店42店舗で販売している。