見る・遊ぶ

鎌倉古陶美術館で猫と音楽のコラボアート展-作家40人の500点展示

ポスターのビジュアルは徳富さんの作品「猫とピアノ」

ポスターのビジュアルは徳富さんの作品「猫とピアノ」

  • 0

  •  

 鎌倉・円覚寺に隣接する「鎌倉古陶美術館」(鎌倉市山ノ内、TEL 0467-25-5641)で4月8日より、「猫展 ~猫と音楽の世界~」が開催される。同館は、福井や横浜など幕末の家屋を3棟分移築し建てられたもの。

[広告]

 「猫と音楽の世界」をテーマに猫モチーフと音楽モチーフ、音楽を聴いてイメージした絵画、立体、彫金など多彩なジャンルのアーティスト40人の作品約500点を展示する同展。逗子在住の人形作家、徳富直子さんの企画・主催で昨年第1回が行われ、約30人の作家が参加した。

 2回目となる今回は徳富さんをはじめ、愛猫の生活を物語にして版画で表現するアベショウコさん(北海道)、「源氏物語」の世界を猫で表現する蝉丸さん(鎌倉)、地元では主にシーサーを制作し同展では猫とっくりや猫皿などを出品する徳尾聡さん(沖縄)など全国の作家が参加。特別出展として俳優・榎木孝明さんの水彩画も展示する。

 大正時代のアンティークピアノを設置した会場内の舞台では、「天使の竪琴」(4月10日・23日)、「猫とピアノの世界」(4月20日)などの無料生演奏が行われるほか、子ども向けの無料アート体験「猫コラージュ」(4月17日、要予約)、シルバーリングやチャームを作る「楽しい彫金教室」(4月24日・5月1日・2日、要予約)などのワークショップも予定。被災地支援として義援金募金箱の設置や布手提げに作家が絵を描くオリジナルネコバッグを販売し、作家数人が売り上げの寄付を予定する。

 徳富さんは「前回の猫展の来場者が来館ノートに記した、『人生の辛苦を癒やすのは猫と音楽』という言葉にとても感銘を受け猫と音楽のコラボを企画した。癒やし系の展示会なので、ぜひ多くの人に足を運んでほしい」と話す。

 開催時間は10時~17時。入館料は大人300円。月曜休館(5月2日は開館)。5月8日まで。生演奏の日時やワークショップの詳細確認・申し込みは徳富さんのブログから行える。

湘南経済新聞VOTE

湘南経済新聞にどんな記事を求めますか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース