大磯ロングビーチ(大磯市国府本郷)を起点に湘南の海岸線沿いを走る「第6回湘南国際マラソン」の開催が11月3日に決定し、6月12日から一般参加者の募集を受け付ける。
東日本大震災の復興支援大会として開催する今大会。新たに、大磯・平塚・茅ヶ崎・藤沢・二宮在住者向けの「地元枠」(2,300人)と「外国人枠」(100人)を新設。地元枠は5月22日に募集を開始したが、わずか2時間で定員に達したという人気ぶりを見せた。これにより、「地元に定着した大会となること、国際色豊かな大会として湘南と世界を結ぶ架け橋となること」を目指す。
前回の第5回大会では、APECの関係で1月の開催となったが、「天候に恵まれ、湘南の海、富士山、江の島全てをコース上から眺めることができた。初の試みとなったハーフマラソンも実施。1時間半という厳しい制限時間だったが、エリートランナーなどが素晴らしい走りをした」と同実行事務局の木村さん。
今回は「マラソンで復興支援」がテーマ。ランナー1人当たりの参加料に500円のチャリティー募金を加えた形で参加者を募集する。全完走ランナーの走行トータル距離(キロメートル換算)×5円をチャリティー募金として被災地に送る予定で、総額300万円になる見込み。大会オフィシャルグッズの売り上げの一部も支援金に充てる。
種目はフルマラソン(1万6,200人)、ハーフマラソン(エリートの部=500人)、10キロ(4,500人)の3種類。大会応援団長として徳光和夫さん、大会ゲストに間寛平さん、はるな愛さん、ゲストランナーにエリック・ワイナイナ選手、千葉真子さんが決定している。
募集は先着順で、パソコンや携帯電話から受け付ける。参加料(チャリティー募金含む)は、フルマラソン=1万500円、ハーフマラソン=7,500円、10キロマラソン=5,500円。募集受け付けは6月24日18時まで。定員に達しなかった場合、7月24日から2次募集を行う。