野呂食品(鎌倉市腰越4、TEL 0120-07-2632)は、同社が製造販売する「鎌倉山納豆」の期間限定商品として「招福納豆」を歳暮シーズンに合わせて販売している。
「鎌倉山納豆」は、野呂食品が1955年から製造していた「司納豆」を自社製品の個性を明確にアピールするため、1983年にネーミングされたオリジナルブランド。
一つ一つを手仕事で製造するため機械を使った大量生産は行わず、「納豆本来の美味しさにこだわり」(同社)使用する豆も一部を除いては国産品を使用。水は「自然回帰水」を使用しているという。
期間限定販売されている「招福納豆」は、国内流通で外国産大豆の割合が90パーセント以上を占める中、化学肥料を一切使用しない宮城県の畑で作られた大豆を100パーセント使用しているが特徴。年間収穫量に限りがあるため、同社では特別な場合のみの商品として販売しており、今年は「敬老の日限定鶴亀招福納豆」に続いて2回目。パッケージは、20年来「鎌倉山納豆」のデザインを手掛けている稻澤美穗子さんのオリジナル水引と独特な書法を採用し、「歳暮」用に新しく用意した。
歳暮限定「招福納豆セット」は、招福納豆(80グラム)が6個、宮城砥落大粒納豆(100グラム)、十勝音更青豆納豆(100グラム)、丹波黒黒豆納豆(100グラム)が化粧箱に入り3,500円(送料無料)。12月17日まで。
同社の野呂剛弘社長は「国産で無農薬の大豆は、国内でも全くと言ってもよいほど流通しておらず、大変希少価値の高い品。その大豆を手仕事にこだわって仕上げた納豆をこの機会に味わっていただきたい。今後も国産大豆にこだわっていく」と話している。