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辻堂に世界初「キャス・カフェ」-独自の空間で英国らしいメニュー展開

「楽しい雰囲気の中にも落ち着いて食事ができる空間作り」を心掛けたカフェ

「楽しい雰囲気の中にも落ち着いて食事ができる空間作り」を心掛けたカフェ

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 JR辻堂駅前で開業したテラスモール湘南(藤沢市辻堂神台1)に11月11日、英ライフスタイルブランド「Cath Kidston(キャス・キッドソン)」の世界初となるカフェ「Cath’s Cafe(キャス・カフェ)」(TEL 0466-86-7204)がオープンした。運営はサンエー・インターナショナル(東京都世田谷区)。

スコーンやスイーツがセットになった「Cath’sアフタヌーンティーセット」

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 キャス・キッドソンは、クラシカルな花柄など英国らしいデザインを現代風にアレンジしたインテリア・雑貨ブランド。1993年にデザイナーのキャス・キッドソンさんがビンテージの生地や壁紙などを扱う小さなショップを開いたことが始まりで、オリジナルプリントによるバッグからホームウエア、アクセサリー、子ども服まで幅広い商品をそろえ日本でも人気が高い。

 ロンドン本社の社員食堂計画を機に生まれたカフェ構想を具現化し、世界で初めて開かれた同店。湘南への出店は「世界で初めての立地にふさわしい」と、本社の意向と一致して決定。出店場所は辻堂駅北口直結の2階テラス最前面で、店舗面積は40坪、席数は店内・テラス共約40席。カフェに隣接する「キャス・キッドソン湘南辻堂店」(50坪)と合わせた初年度売り上げ目標は2億6,000万円。

 同ブランドの世界観を落とし込んだカフェ店内には、ビンテージのキッチンアイテムやキャスの商品を配置。コースターはオリジナルで、カトラリーは花柄の缶に入れて用意。メニューの表紙には、定番柄の中でも人気のProvence Rose(プロバンスローズ)を使い、表紙をめくるとキャスさん直筆のメッセージが表れる。

 「英国らしさ」にこだわったメニューは、菓子研究家のフードコーディネーターとカフェ担当者がイギリスに渡り、現地スタッフと多くのカフェ巡りや話し合いを重ねて決めたもの。伝統的スタイルでスコーンやスイーツを提供する「Cath’sアフタヌーンティーセット」(3,600円)、イギリスのインド統治時代にインド料理をアレンジして生まれたイギリス風カレーピラフ「ケジャリー」(1,000円)などのほか、ティーローフ(2ピース550円)、キッズプレート(950円)などをそろえ、スイーツやサンドイッチなどの軽食、ドリンクはテークアウトにも対応。紅茶やジャム、蜂蜜など全国展開を始めたフードプロダクトも扱う。

 「湘南に住む、『自らのライフスタイルや生活空間』を大切にする人たちに密着したショップに」と同社キャス・キッドソンPR担当の加藤智春さん。「カフェを通じて、キャスの提案する食文化を発信していきたい」とも。

 営業時間は10時~21時。

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