茅ヶ崎市特別観光大使である「えぼし麻呂」が、2月5日から放映が始まったアサヒ飲料の「十六茶」のテレビCMに神奈川県代表として出演している。
昨年秋、社団法人日本ご当地キャラクター協会からのCMキャラクター募集に応募。その後、抽選で神奈川県代表キャラに決定した。CM撮影に関して、えぼし麻呂は「まろは大変だったけど、みんなと一緒に撮影できてうれしかったぞよ」と話しているという。
えぼし麻呂は9歳くらいの「ちがさ貴族」の男の子。2010年5月から広報紙などに登場し、茅ヶ崎市オリジナル広報キャラクターとして活躍。昨年4月、茅ヶ崎市観光協会創立50周年と事務所移転の記念式典で着ぐるみをお披露目。7月7日、茅ヶ崎市特別観光大使に任命された。好きなことは「茅ヶ崎を探検すること」「新しいことにチャレンジすること」。お菓子が大好物。最近はダンスも練習中。
誕生の経緯について、茅ヶ崎市秘書広報課の小見(おみ)さんは「JCOMの広報番組が堅いことから、もう少しなじみやすくできないかということで、キャラクターを作成してみたらという話が出て、消防の職員に絵がうまい職員がいるという事から作成を依頼した」という。2010年5月に広報番組で使われ、同年10月に市の広報紙リニューアルに伴い、紙面でも積極的に「えぼし麻呂」を使うようになった。
「CM出演をきっかけに、えぼし麻呂、茅ヶ崎に興味を持っていただき、ますます多くの方々に、茅ヶ崎市にお越しいただければ」と話すのは、茅ヶ崎市観光協会のえぼし麻呂担当の石川明生さん。
3月30日・31日には、茅ヶ崎市観光協会50周年記念イベントとして『ゆる~いご当地キャラパーティー!in湘南茅ヶ崎』を行う。「えぼし麻呂はじめ、今回CMに出演したキャラクターも来てくれる予定」とも。