ヨーロピアン・ジャズ・トリオ(マーク・ヴァン・ローンさん、フランス・ホーヴァンさん、ロイ。ダッカスさん)が6月22日、逗子文化プラザなぎさホール(逗子市逗子4)で公演を行う。日本公演は7年連続7回目となるもの。
1984年にオランダで結成された同バンドはピアノトリオとして評価を高め、2004年3月に発売された「天空のソナタ」がスイングジャーナル誌のゴールデンディスクに選ばれた。さらに昨年は同紙の最優秀ジャズ・ディスク大賞を受賞した。
逗子とジャズの関係は深く、戦前から外国人移住者や音楽愛好者によって広まり、戦後は進駐軍の保養施設や池子キャンプなどでFENが放送されていた。そして「渚ホテル」が再開されるころには、家庭でダンスパーティーが開かれるようになり、後に出現する太陽族や湘南文化にジャズは多大なる影響を与えた。
担当者は「ジャズだけでなくクラシックからポピュラーまで幅広く演奏できる彼らはなぎさホールの音響効果を最大限に使い、洗練された時間を提供してくれるはず」と話している。チケットは、前売り=3,500円、当日=4,000円。
逗子文化プラザホール