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鎌倉文学館で「バラまつり」-鎌倉にゆかりの深い名前のバラも

バラ園と鎌倉文学館本館

バラ園と鎌倉文学館本館

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 鎌倉文学館(鎌倉市長谷1、TEL 0467-23-3911)で5月15日より、「鎌倉文学館バラまつり2013が開催される。

バラ 静の舞

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 同館のバラ園は1985(昭和60)年の開館と同時に開園したが、「いつバラを見に出掛ければいいのか分かりづらい」との声などを受け、2006年に1回目を開催。今年で8回目を迎える。

 約600平方メートルのバラ園に191種230株のバラを栽培し、星月夜(ほしづきよ)、静の舞(しずのまい)、流鏑馬(やぶさめ)、鎌倉(かまくら)、禅(ぜん)、春の雪(はるのゆき)、薪能(たきぎのう)など鎌倉にゆかりのある名前がついているバラが多いのが特徴。星月夜とは鎌倉の枕ことばで、星の光が月のように明るく見える夜のこと。静の舞は、白色にピンク色の縁取りがある花をつける。源頼朝にとらえられた静御前は、源義経を思い、鶴岡八幡宮で舞を舞ったと伝えられている。

 5月25日・26日、6月1日・2日には前庭でコンサートを実施。新作のミニバラの名前を会期中募集するほか、武者小路実篤や星野立子らのバラについての作品を特別展示する。

 同館学芸員の小田島一弘さんは「今、鎌倉は新緑の季節。美しいバラと新緑のコントラストは春ならでは。自然、文学、洋館など、どなたでも楽しめるリラックスした空間」と話す。

 営業時間は9時~17時。入館料 一般=400円、小中学生=200円。6月9日まで。開催中無休。

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