鎌倉女子大学(鎌倉市大船6)初の出版物「鎌倉女子大学のお弁当レシピ」(幻冬舎エデュケーション)が5月28日に発売される。
同大学家政学部、家政保健学科准教授の高橋ひとみさん著。昨年、鎌倉発の駅弁などを手掛ける老舗食品会社「大船軒」と、高橋さんが講師を務める同大「調理と食文化ゼミ」の学生がコラボレーションした弁当を知り、出版社から話があったという。
季節(24節)に合わせた食材を使い、24種類の弁当全てにデザートを付けたお弁当の献立を「初心者でも作れるように」紹介する。実際の女子大生のお弁当も紹介しているほか、「昨年、大船軒とコラボしたお弁当の経緯、特徴なども載せている」と高橋さん。B5版96ページ。1,200円。
大船軒とのプロジェクトは、開発した学生たちも変わり新たに6月に第4弾のお弁当を発売予定。今年、同社のアジの押しずしが100周年を迎えることから、押しずしと今の女子大生の考えたおすしを合わせたお弁当になる予定。秋には第5弾も予定している。
2013年に創立70周年を迎えた同大は、大船軒をはじめとした各種企業や自治体とのコラボレートによる地域貢献も積極的に展開している。