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江の島に続く不思議な道「トンボロ」を歩く-新江ノ島水族館が企画

過去のイベントの様子

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 新江ノ島水族館(藤沢市片瀬海岸2、TEL 0466-29-9960)が6月8日と23日、「江の島に続く不思議な道~トンボロを歩こう~」を開催する。

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 昨年4月から開いている同イベントは今回で(8日)が6回目。トンボロが出現する条件のいい日時にプログラムを組んでいる。「江の島でトンボロの地形が見られることは以前より知られており、なぎさの体験学習館の展示でもその仕組みを紹介している」と、なぎさの体験学習館・ファシリテーターの笠松舞さん。

 トンボロは海岸と島の間を結ぶ砂の高まりを指し、江の島では、干潮などの条件さえ整えば観察のチャンスは少なくないという。有名なところでは、函館、堂ヶ島の三四郎島、フランスのモン・サン・ミッシェルなどのほか、香川県の小豆島ではエンジェルロードと呼ばれ観光地としても知られる。

 当日は、江の島で見られるトンボロについて展示を用いて原理を紹介した後、実際に江の島へ出掛ける。波の進む方向や、出現したトンボロの幅などを確認し、波が作る地形やトンボロの周りに生息する生きものなどを観察する。

 「実際に現地へ出掛けて本物を見ることでトンボロへの理解が深まるだけでなく、見る人それぞれにとって新たな発見にもつながると考え企画した」という。

 開催時間は9時30分~11時30分。無料。先着20組。

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