藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町の2市1町における中小企業などの事業や事業ブランを発表する「第14回ビジネスコンテスト」の応募が始まった。
同コンテストは、成長性や将来性に富む企業、特に新規の事業展開を図る企業に対してコンテスト形式によるビジネスプラン発表会を開催して事業アピールを図るとともに、フォローアップなどの各種支援により企業成長の加速と地域定着化を目指すもの。
第1回は2001年3月。1999年に、地域産学公民連携で、新産業の創出と育成を図る組織として「湘南新産業創出コンソーシアム」を立ち上げ、「日本版シリコンバレー」を目指し、その中のプログラムとして実施した。
「『ビジネスコンテストを通じて応募者が抱える課題をどのように解決できるか』ということと、『より多くの事業者が参加しやすい、受け入れてもらいやすい仕組みづくり』は毎回苦慮しているところ」と話すのは、湘南産業振興財団産業支援グループ主査の山田崇さん。
「事業対象は藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町なので、『単に起業した場所、起業予定がこの地域』ではなく、この地域で事業を発展させていきたい、この地域の企業とさまざまな交流をしたい、地域企業のために協力したい、会社規模が大きくなってもこの地にとどまる、という方を望む」とも。
応募(仮申請書)締め切りは8月1日。発表は11月8日を予定。