茅ヶ崎の「えぼし岩周遊船」が11月17日より年間を通して運航されることになり、それに先立つ16日、茅ヶ崎漁港荷さばき所(茅ヶ崎市南湖4丁目)でセレモニーが開催される。
えぼし岩は茅ヶ崎の観光資源の代表的なものの一つでありながら、普段遠くからしか見ることができず、周遊船は年間に限られた数回のみ運航されていた。「時期を問わずに周遊船を出せないかと方策を検討していたが、渡船を行っているたつみさんが周遊船としての許可を受けることができ、通年での就航が可能となった」と同市観光協会担当者。
ルートは、茅ヶ崎漁港を出港後、えぼし岩を周遊し、普段は見ることができないえぼし岩の裏側や、海上からの江の島、天候によってはえぼし岩越しの富士山を望むことができるもの。
「キラキラ光る海面、岩に砕ける波の様子、海の上から見える茅ヶ崎の海岸線など、自然の雄大さを味わっていただけると思う。海岸からわずかしか離れていないが、えぼし岩周辺の海水の透明度にも驚かれるのでは」とも。
通常は1日3便(10時・11時・12時)出航(海の状況や天候により異なる)。料金は、大人(中学生以上)=1,500円、小学生=750円、小学生未満無料。セレモニーは9時30分より。