サーフボードを輸入販売するボードワークスジャパン(茅ヶ崎市緑が浜7)は3月1日より、カリフォルニアの老舗サーフボードブランド「STEWART(スチュワート)」を経営するシェイパー、ビル・スチュワートさんのエポキシボードの販売を開始した。
今年1月、アメリカのトレードショーで初披露された同サーフボードは、スチュワートさん自ら工場におもむきグラフィックの細部にまで細かく指示を加え完成したもの。ボードワークスが生産するエポキシボードは、著名なシェイパーのオリジナルマスターからツーピースモールドを製作、その型の中にEPS(発泡スチロール)とESS(エポキシストリンガーシステム)を挿入しボードコアを作り、さらにグラスファイバーなどで巻き、職人の手でプレスしたもの。高温・高圧で硬化され、軽量だが丈夫で硬いのが特徴。
スチュワートさんは、1976年に顧客のオーダーに合わせてサーフボードを製作するショップを開店。ハンドシェイプとエアブラシをすべてカスタムオーダーできるのが特徴だった。同サーフボードのハイパフォーマンスボードを生産するためにチームライダーと研究を進めるなか、ボードワークスの最新テクノロジーと自身のシェイピング技術と融合することで「今までにないサーフボードが完成した」(スチュワートさん)という。
同サーフボードのモデルは、元世界チャンピオンのCollin Mcphilipさんが使用している「PIN TAIL PRO(ピンテールプロ)」(166,000円)、「PIN TAIL PERFECTION(ピンテールパーフェクション)」(169,000円)などを含む10種類。「『スチュワート』独特のシェイプでスピードと旋回性能を高いレベルで両立できる」(同社)という。取り扱いは全国ボードワークス取り扱い店。