逗子駅前・銀座通りにある「珠屋」(逗子市逗子1、TEL 046-871-2242)が3月20日、リニューアルオープンした。
「純良な食材で安価に」をコンセプトに洋菓子の製造・販売を手がけている同店は、1950年創業の老舗洋菓子店。店舗の老朽化に伴う改築工事のため、昨年6月から休業していた。店舗構成は、1階=レストランを備えた洋菓子販売スペース、2階=ケーキ工場、3階=小規模なパーティーや個展などの利用可能なイベントスペース。2階の工場内には、リニューアルで石窯も新たに導入した。
主なメニューには、ピーチロール(230円)やザバロール(220円)などのケーキ類、レストランで提供するスペシャル弁当(1,200円)、海鮮サラダ(1,100円)などがある。顧客は年齢を問わず地元在住者が中心だが、テレビ番組などで紹介されたことをきっかけに地方からの注文も多いという。
同店の加藤千津子さんは「レトロな持ち味を大切にしながらも、半世紀先まで通用する店作りを心がけている。ケーキの味については、従来の味が好みのお客様が多いことから以前と同じレシピを使いながらも、よりおいしくなるよう創意工夫も心がける。新たに導入した石窯で焼き上げた生地は遠赤外線の効果でふわふわでしっとり感が違う」と話している。
営業時間は10時~19時。第3月曜定休。