藤沢市の白旗神社境内(藤沢市藤沢2、TEL 0466-22-9210)で2月3日、「第2回ふじさわ子ども豆まき」が行われる。
子どもたちに宮司が節分や豆まきについて話した後、赤鬼、青鬼に向かって豆まきを行う。地元出身のプロレスラー・諏訪魔さんも特大のこん棒を持って大鬼として登場(1回目)。子どもたちに豆を投げ付けられて逃げ出す鬼たちも、最後は境内に戻り記念撮影をする。
昨年初めて実施された同イベントでは、合計700人近い子どもの参加があった。「節分に思い切って子どもが豆をまける環境を作ってあげることの必要性、そして『豆まき』という伝統行事を伝えていくことの大切さを実感した」と話すのは、同神社宮司の鈴木大次さん。
同行事が始まったきっかけについては、「昨年、地域コミュニティーの希薄化についての投稿があり、『昔から地域の中心は神社。地域住民が集って何かイベントをしてみたら』と提案した」と話す。その後、地域活動に興味関心のある市民が中心となって豆まきを行うことになったという。
「現在の豆まきは豆をまくというより、景品がもらえるクジ入りの豆を拾うということが主流。そのやり方に違和感を持ち、子どもには自ら豆をまくことで厄や邪気をはらうことを体験させようということになった」と話す。
開催時間は、1回目=11時~、2回目=14時~、3回目=15時30分~(受け付けは各回30分前から)。小学6年生までの児童が対象で、参加無料。