江の島および湘南エリアで2月7日から、暗号の書かれた地図を手掛かりに宝探しを行うイベント「エノシマトレジャー ~竜神の仮面と七曜の神器~」が始まった。
今年で10回目となる同イベントは、宝の地図を手掛かりに江の島に隠された3つの暗号を解読し、集めたキーワードから最終目的地を見つけ出す体験型ロールプレーイングゲーム。クリア(発見報告)した人には、オリジナルペーパークラフトが進呈される。
2005年より、観光のオフシーズンの誘客対策として江の島やその周辺、藤沢市内での回遊率や滞在時間を高め、子ども向けの体験型イベントにすることでファミリーを中心とした新たな客層につなげていくために導入したのが始まり。今年は江の島エリアだけでなく、湘南エリア(鎌倉市・藤沢市・茅ヶ崎市・平塚市・寒川町・大磯町・二宮町)に隠された7つの宝を探し出すストーリーもあり、多くの冒険が楽しめるのも特徴。
小田急沿線の各駅や、各市町の観光案内所などに宝の地図が置いてあるほか、公式ホームページからも入手可能。初めて参加する人でも、ヒント提供店を利用することで解きやすくなっているという。
藤沢市観光協会・主任の関根光二さんは「今年は捜索エリアが広範囲になっている。10周年という節目の年でもあり、これまでに参加したことのない人たちにもトレジャーを知ってもらうとともに、気軽に参加してもらい、より多くの宝探しファンを増やしたい」と話す。
参加無料。3月31日まで。