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写真展「波乗りの街~湘南」 地元プロカメラマンがお気に入りの風景切り取る

会場前に立つ市川紀元さん。期間中はできるだけギャラリーに常駐するという

会場前に立つ市川紀元さん。期間中はできるだけギャラリーに常駐するという

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 市川紀元写真展「波乗りの街~湘南」が9月27日、Gallery-T(藤沢市片瀬海岸1)で始まった。江の島を中心とした江ノ電沿線エリアで開催されている「江ノフェス2015」の関連イベント。

息をのむような色鮮やかな作品に歓声を上げる観覧者も

 同展では、「湘南スタイルマガジン」「NALU」誌などでも知られる写真家の市川紀元さんがこの夏に撮影した作品を含む15点を展示している。これまでは江の島の会場で行っていたが、来場者と気軽にコミュニケーションが取れる場を求め今回から駅と江の島を結ぶ州鼻(すばな)通り沿いのギャラリーで展示している。現在、1日に100人以上の来場者があるという。正面に飾られた海とサーファーの印象的な作品に足を止め入って来る人も多い。

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 藤沢市鵠沼生まれの市川さんは、父親の影響で子どもの頃からカメラを手にしていた。海の写真を撮り始めたのはサーフィンを始めた20代の頃。朝早く出掛けた海岸の美しい風景に魅せられ夢中でシャッターを切った。サラリーマンとして働きながら写真を撮り続け、プロになったのは41歳。たまたまピンチヒッターとして撮影した作品が雑誌の表紙を飾ったところから。以来、オファーを受ける撮影の傍ら、湘南を撮り続ける毎日が続いている。

 市川さんは「写真を見た地元の方が『住んでいる所がこんなに良い所だったんだ』と言ってくださったのはうれしかった。海外を撮っていた時期もあったが、これほど変化に富んだ海岸線は他にはないことに気付き、今は湘南ばかり。ただ、これまで撮り続けてきた間に失われてしまった風景もあるので、この美しい湘南を撮って残し次の世代に引き継いでいきたい」と話し、「関連イベントとして『湘南フォトコンテスト』も行っているので、一般の方にも湘南の風景を撮影した作品の発表の場として活用してほしい」と応募を呼び掛ける。

開催時間は10時~18時。入場無料。今月7日まで。

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