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鎌倉のピザとチーズ専門店のモッツァレラ、国産チーズアワード最優秀賞

ピザ窯の前でアワードの表彰状を手にするチーズ職人の山崎大志郎さん(右)とピザ職人の兄・山崎健太郎さん(撮影:森川孝郎)

ピザ窯の前でアワードの表彰状を手にするチーズ職人の山崎大志郎さん(右)とピザ職人の兄・山崎健太郎さん(撮影:森川孝郎)

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 鎌倉のチーズとピザの専門店「Latteria BeBe(ラッテリア ベベ)」(鎌倉市御成町)のモッツァレッラチーズが10月23日、「JAPAN CHEESE AWARD2016」で最優秀部門賞を受賞した。

最優秀賞に輝いた同店のモッツァレラチーズは量り売りもしている。容器を手にやってくる近所の人も多いという

 同アワードは2年に1回開かれる日本最大級の国産チーズのコンクールで、今年は東京・大崎ブライトコアホールで審査が行われた。同店から初出品したモッツァレラチーズがパスタフィラータ・モッツァレラ部門で最優秀賞に輝き、リコッタチーズがリコッタ・プレーン部門で銀賞、ブッラータがモッツァレラ・バラエティ部門で銅賞を受賞した。

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 「信じられなかったが、大きな自信になった」と話すのは、同店でチーズを作る山崎大志郎さん。「もっといいものを提供したいという思いと賞に恥じないものを作り続けなければという責任も感じた」と続ける。

 山崎さんがチーズ作りに本格的に取り組むきっかけになったのは、料理修業で訪れたイタリア・プーリア州の街角で見た光景。「かつて日本で鍋を持って近所の豆腐屋に行ったように、お母さんがボールを持ってチーズを買いに行く姿をよく見かけた」といい、出来たてのチーズを味わう文化を日本でも当たり前にしたいと思いチーズ工場で働き学んだ。

 帰国後も国内の牧場や工房などで働いた後、2015年4月に同じくイタリア・ナポリでピザの修業をした兄の山崎健太郎さんとともに鎌倉で同店を開いた。店内にチーズ工房を併設し週3日、7時から19時までほぼ掛かり切りでチーズを作っている。生乳は搾りたてを仕入れ保存料や添加物なしで製造。店内で出来たてのチーズを使ったピザをはじめとした料理を提供しているほか、店頭販売も行っている。モッツァレラチーズは量り売りもしており、容器を持参した場合は10%引きで提供している。

 店舗面積は90平方メートル、席数は20席、カウンター5席、テラス10席。店名の「Latteria」はイタリアでは乳製品専門店のことで、「BeBe」は赤ちゃんのこと。フレッシュチーズの肌触りが赤ちゃんの肌に似ていることから命名したという。

 山崎さんは「フレッシュチーズというと高級食材のようなイメージだが、イタリアでは大衆的な食べ物。鎌倉でも当たり前のように気軽に楽しんでいただければ」と話し、「今後は熟成チーズ作りにも挑戦し、次回のアワードにも出品したい」と意欲をのぞかせる。

 営業時間は11時~22時。月曜定休。

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