藤沢市出身の元Jリーガー阿部良則さんがヘッドコーチを務め、小学生が対象のサッカークラブチーム・スクール「A.C.ミラネーゼ&スクール」が5月1日、藤沢市内で開校した。運営は、NPO法人スポーツエンターテイメント(東京都渋谷区)が手がける。
同法人は、「湘南ベルマーレ」のユニフォームサプライヤー「A-LINE」の日本総販売代理店、カレッジリーグ(東京都渋谷区)が2005年に「同社で得た収益を、スポーツを通じて子どもたちの健全な育成支援のために使う」(同社)と設立されたもので、同社の長田明史社長は阿部さんの高校時代の先輩にあたる。
阿部さんは、高校を卒業後Jリ−グの前身「読売クラブ」に入団、1992年のJリーグ発足に伴いプロサッカー選手となり、ブランメル仙台(現在=ベガルタ仙台)、鳥栖フューチャーズ(現在=サガン鳥栖)、湘南ベルマーレ、川崎フロンターレなどでフォワードとしてプレーした経歴を持つ。
A.C.ミラネーゼ&スクールは、クラブチーム「A.C.ミラネーゼ」と「ミラネーゼサッカースクール」で構成され、現在は秋葉台運動公園グラウンド(藤沢市遠藤)など練習を行っている。スクールはプレコース(小学1・2年)、小学校低学年(小学3・4年)、小学校(小学5・6年)の3コース、クラブチームは、小学校低学年(小学3・4年)、小学校(小学5・6年)の2コースに分れて活動している。7月1日に専用グラウンドが藤沢市遠藤にオープンする予定。
同法人の長田さんは「子どもたちがサッカーと出会い、『好き』になって、『楽しく』なって、『夢』や『目標』に向かって、サッカーがあるから何にでも『チャレンジ』できる人になってくれれば」と話している。