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ノーベル化学賞受賞の吉野彰さん、藤沢からストックホルムに 10日に授賞式

ストックホルムで家族と過ごす吉野彰さん

ストックホルムで家族と過ごす吉野彰さん

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 2019年のノーベル化学賞を受賞した吉野彰(あきら)さんら家族は12月5日、成田からストックホルムへ発ち、彰さんは8日に現地で記念講演を行った。

ストックホルムの路上で写真撮影に応じる吉野彰さん

 吉野さんは湘南ライフタウンに在住。勤務する旭化成の研究所が川崎市にあり、当初は横浜市磯子区に住んでいた。子供が生まれたことをきっかけに1978年、藤沢市へ引っ越してきたという。

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 次女の裕子さんは「土日や盆暮れがお休みという普通の父だったので、お正月は辻堂海浜公園で凧揚げをしたり、小学生の頃には一緒に海まで歩いたり、江ノ島まで行ったり、夏は地引網をしたりと、湘南生活を過ごしていました。」と、暮らしぶりを話す。
 「父は毎週土曜日のテニスが何十年も習慣で、仲間にもご近所の方が多い。自宅ではソファが定位置で、ゆっくりしながらディスカバリーチャンネルを見たり、電動バイクを充電しながら旅する番組も好きだったようだ」と笑顔で話す。
 受賞発表日の様子を聞くと、「10月の第1水曜日はノーベル賞のために自宅待機、というのがここ4~5年の定番だった。会社からは広報の担当者さんが来て、記者さんたちは家の外で待つという感じ。そんな中、今年は本社にいた父から直前に電話が来て、6時45分に正式に発表され、そこから家の電話が鳴り止まなかったのが印象的だった」と話す。
 その後は自宅前で取材待ちしていた記者の順番を『あみだくじ』で決めたというエピソードも。
 裕子さんに父へのメッセージを聞くと「祖父も技術者で東京大学に行き、父にも実は東大に行って欲しかったそうだが、父はノーベル賞をとりたいから京都大学を選んだ、という話を聞いた。50年以上越しの夢が叶ったので、おめでとうございます。とあらためて伝えたい」と笑顔を見せた。

 10日(日本時間11日未明)、スウェーデンの首都ストックホルムのコンサートホールで1,500名を前にしたノーベル賞授賞式に臨み、その後1,300名が参加する晩餐会に出席する予定という。

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