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地元ワークスペースが都内通勤者向け臨時プラン開始へ コロナウイルス感染拡大受け

コロナウイルス=COVID-19対策の臨時プランを発表したNEKTON coworkingの一号店「NEKTON FUJISAWA」店内。撮影した臨時チケットは系列3店舗のどこでも使える。

コロナウイルス=COVID-19対策の臨時プランを発表したNEKTON coworkingの一号店「NEKTON FUJISAWA」店内。撮影した臨時チケットは系列3店舗のどこでも使える。

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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、藤沢市内のコワーキングスペースNEKTON(藤沢市鵠沼橘1丁目、臨時プラン特別TEL.080-2568-7932)が2月27日、系列3店舗で「都内通勤者向けの新型コロナウイルス(COVID-19)対策臨時プラン」の提供を始めた。

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 都内通勤者を対象とし、コロナウイルスの感染拡大が予想される3月末までの期間限定で、藤沢駅前に3カ所あるコワーキングスペースを通常の半額の1ヶ月5,500円で利用できるプランを提供する。

 NEKTON coworkingオーナーの三浦悠介さんは「コロナウイルスの影響からか、先週よりコワーキングスペースの新規利用の問い合わせが増えた。満員電車での通勤を避けてもらい、都内から市内へのウイルスの持ち込みを防ぎたい。基本的には在宅勤務が推奨されると考えるが、自宅で仕事ができない状況の方に高速なWi-Fiと電源が整ったコワーキングスペース、シェアオフィス空間を提供することで支援しようと考えた」と話す。

 プラン利用にはzoomなどのテレビ電話で個別面談を行い、都内の勤務先の情報を提示した上で、体温測定などの簡易的な罹患チェックを行う必要がある。

 同施設では2月27日から、37.5℃以上の発熱、せきが認められた場合には利用を自粛してもらう呼び掛けも行っている。

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