茅ヶ崎で4月7日、「茅ヶ崎foodaction(フードアクション) テイクアウトできる店」と題した、エリアの飲食店テークアウト情報を集約したチラシの配布が始まった。藤沢では「藤沢TAKEOUT」と題した同じコンセプトのウェブサイトが立ち上がった。
「茅ヶ崎foodactionテイクアウトできる店」の発起人である茅ヶ崎の花屋ewalu(茅ヶ崎市東海岸北2)の境はづきさんと、ローカルファースト研究会の代表淺野真澄さん。淺野さんは、「境さんから相談を受け、大好きな茅ヶ崎の飲食店が疲弊していく中で、なにか力になりたかった」と話す。組織としてではなく、個人2人で4月3日にフェイスブックでグループを立ち上げ、着手からわずか2日で作製したという。「3日半で1,500人のグループへと急成長していて、多くの支援依頼が殺到している。この動きを受けて市や県が動き出すことを期待している」と話す。
ウェブサイト「藤沢TAKEOUT」は市内在住の本白水(もとしろみず)智也さんが開設した。飲食店がそれぞれに情報を登録できるウェブサイトで、開設から半日でアクセス数は800人を超えたと言う。
本白水さんは「場所は作った。あとは藤沢の飲食店の人たち、飲食店を助けたい人たちで、この難局を乗り切りたい」と話す。