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「自粛は闘いだべ。」藤沢駅前の老舗商業施設が藤沢弁の懸垂幕

フジサワ名店ビルと、「自粛は闘いだべ。」 の懸垂幕

フジサワ名店ビルと、「自粛は闘いだべ。」 の懸垂幕

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 藤沢駅前の老舗商業施設「フジサワ名店ビル」(藤沢市南藤沢2)が4月23日、ビルの側面に「自粛は闘いだべ。魅惑の頑固商店街フジサワ名店ビル」と書かれた懸垂幕を掲げた。

 懸垂幕は高さ約12メートル。4幕分の枠を使い、横幅は6メートルほどの大きなもの。新型コロナウイルスの感染者が藤沢市内でも毎日確認される中、駅前を出歩く人たちに自粛を呼び掛ける。

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 企画したのはフジサワ名店ビルのオーナーである増田隆一郎さん。神奈川県知事からの自粛要請を受け、臨時休館。一部の営業している店舗へも集客が伸び悩むなど、同ビルも大きな打撃を受けている。

 増田さんは「フジサワ名店ビルのスタッフからの発案で、商業施設の営業自粛要請が出てすぐに、それぞれの形で頑張っている全ての人に我々のポリシーを示したいと準備を開始した」と話す。文言の「だべ」は藤沢の古い方言。

 「昭和生まれの55歳、藤沢育ちの頑固な『フジサワ名店ビル』が、この状況についてしゃべるとしたら何というか? その答えがこれだった。『だべ』については、藤沢育ちの商店街のおじさんの言葉として『だべ』しか考えられなかった。『しょうがねえから、オレ達も自粛するべ。この状況をさっさと終わらして、早くみんなで花火見るべ!』と外出自粛を実行してほしい。新型コロナウイルス蔓延が収まった後の藤沢とフジサワ名店ビルを楽しみにしていてほしい」と増田さんは力を込める。

 懸垂幕は営業自粛要請が解除されるまで掲示予定という。

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