第22回湘南ビジネスコンテストについての説明会が6月22日、JR辻堂駅前にあるコワーキングスペース「NEKTON TSUJIDOU」(藤沢市辻堂新町1、TEL 0466-90-3757)で行われた。主催は公益財団法人「湘南産業振興財団」。
6月22日にコワーキングスペースNEKTON TSUJIDOUで開催された説明会の様子
藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町の2市1町を対象に、新規事業者輩出のため開催している同コンテスト。これから起業する個人をはじめ、地域経済活性化や産業成長につながる事業を考えている企業、新事業・新分野開拓を図る中小企業も対象となる。
運営スタッフの滝本淳さんは「日本一手厚い支援を目指し、審査員が応募者の事業成長・成功に導くための方策を一緒に考える応援型コンテスト。大賞50万円などの賞金も売りだが、本当の魅力はその後の支援体制。過去に受賞した企業の中には、年商10億円を超える企業に成長した会社もある」と話す。
最終審査では参加者がプレゼンテーションを行う。従来の質疑応答形式ではなく、審査員がビジネスプランに対してさまざまな提案やアドバイスを行い、事業実現化や収益性に富んだビジネスモデルを一緒に考えるのが特長。
滝本さんは「今年はタリーズコーヒージャパン創業者の松田公太さんを招くなど、審査員にも新たな風を取り入れている。説明会は、新型コロナウイルス感染防止策としてリアルとオンラインのハイブリッドで行う」と話す。
この日の説明会では、昨年度のビジネス準大賞を受賞した「アグナビ」の玄成秀社長がオンラインでビジネスプランに関しての講義を行い、出席者たちが耳を傾けた。
滝本さんは「6月29日にもオンラインと横浜のブルーコンパスで説明会を行う。無料なので、興味のある方はぜひ参加してほしい」と呼び掛ける。
エントリーシートの応募締め切りは7月7日17時。申請無料。