パタゴニア日本支社(鎌倉市小町1)は7月中旬より、同社がコットン製品を100%オーガニックコットンへ切り替えて今年で10周年を迎えるのを記念したTシャツ「10イヤーズ・オーガニックT」を発売する。
同社(本社=カリフォルニア州ベンチュラ)は、全世界で生産されている殺虫剤全量の25%、農薬は約10%がコットン栽培に使用されていることに着目。これらの化学薬品は毒性が高い有害物質を含んでいるために、栽培家だけでなく生態系や自然環境に多大なる被害や影響与える危険性を考え、オーガニックコットンを選択した。同社では1996年に、コットン製品を100%「有機(オーガニック)農法」により無農薬で栽培されたオーガニックコットンへ切り替えている。
広報担当者は、「TシャツのGO ORGANICはパタゴニアの創始者が、ビジネスよりも環境を最重視した発言がプリントされている。普段着る服に対しての環境に対する負荷を考えて、正しい選択、勇気ある選択をしてほしい」と話している。
発売するTシャツは限定2,000枚で、メンズ、ウィメンズともにサイズはXS~XL。価格は4,200円。
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