なぎさの体験学習館（藤沢市片瀬海岸2、TEL 0466-28-6411）で11月26日、特別企画展「水中ドローンで探検！江の島沖 深海の入り口」の関連ワークショップとして、水中ドローン潜航調査のライブ中継が開催される。

　同館は、「湘南のなぎさとふれあい、なぎさの大切さを『知る』『学ぶ』『考える』『行動する』ことを基本テーマとする体験学習施設」。湘南海岸の自然条件と環境条件を取り込んだ海洋文化の創造と海岸保全を提唱する生涯学習を目的として、2004（平成16）年の4月から併設する新江ノ島水族館が運営している。

　新江ノ島水族館では2019年から、江の島沖の「深海の入り口」ともいえる水深100～300メートルの大陸斜面域を調査。それにともない同館では、確認できた生物の生体展示をはじめ、貴重な記録写真や映像を「特別企画展」として7月16日から来年3月31日まで公開している。

　夏にも同連動ワークショップを開催し、深海性の生物である「ボウズウニ」や「アカトラギス」など、複数の生き物を参加者と一緒に確認することができた。

　今回のワークショップでは、深い場所まで潜れる「水中ドローン」を使った相模湾の潜航調査をドローンの母船から生中継する。えのすいトリーターと一緒に相模湾の深い世界に迫れるという。

　開催時間は10時15分～11時。開催場所は同館1階の発見創造ラボ。参加には、ホームページでの事前申し込みが必要。申し込み受付開始は24日の9時。定員に達し次第締め切る。小学生未満の参加には保護者の同伴が必要。